ブラシアートの概要 ~表現を楽しむアート「ブラシアート」~

ブラシアートとは

ブラシアートとは、色鮮やかな10色の樹脂線材(毛の素材、ヤーン)を植えて、点描のような絵を描く新発想のアートです。
指先の感覚に集中し、没頭できる創作作業と、視覚の錯覚を利用した独特の色彩表現が魅力です。
規則的に穴のあいた、「キャンバス」と呼ばれる専用の植毛土台をつなぎ合わせ、色を混ぜて束ねた「ヤーン」の束を、その穴へ植えて制作していきます。

作品では点描画法(視覚混色法)を用いることによって、特有の光輝感と柔らかな色彩を描きだすことができます。
また、毛によって描かれた画面は触れて楽しむこともでき、カッティングにより、立体作品のような表現を試みることもできます。

シンプルな構造でありながら、さまざまな視覚芸術の特徴を兼ね備えた、つくり手の創作意欲を刺激する新しい芸術文化です。

ブラシアートコンテスト2016お問い合わせ

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認知機能への効果についての紹介 ~認知症の課題と私たちの希望~

近年、世界的課題となっている「高齢化社会」。
医療の発達と住環境の向上により、人々の平均寿命は延び続け、同時に新たな健康問題も増えてきています。
その中でも「認知症」の問題は深刻です。
日本国内でも、認知症を発症する人口は増加の一途をたどり、その人口は2025年には65歳以上の方の5人に1人にまで上るというデータが、厚生労働省の調べにより出されています。

「年齢に関係なく、いきいきと自分主体の人生を送る」ということは、私たちの希望であり、そのための対策を講じることは社会にとっても急務となっています。

~認知機能改善効果の認められた芸術~

ブラシアートの創作過程では、手先への意識の集中と、全体を俯瞰してとらえることを自然と繰り返すことになります。
関西福祉科学大学との共同研究により、この行動が、創作者の脳や手先の機能改善や、認知機能を改善・維持する効果をもつと実証されました。
これにより、創作者の健康関連QOL(クオリティ・オブ・ライフ)※の向上も期待できると考えられています。
(※QOLとは、『生活の質』と訳され、人間らしく、満足して生活しているかを評価する概念です。)

実際の実証実験では、被験者の実感を伴う手先の運動機能の改善事例の他、視空間や注意機能、記憶に関する認知機能についても、多くの被験者に改善の結果がみられました。
特に注意機能については、注意の転換スピードは落ちるものの、誤りが減少するという特異な効果がみられ、判断や行動の確実性が増したという結果も出ています。

さらに精神面でも、やる気の増加や心の安定など、主観的なこころの健康感が向上するという効果が確認されています。
ブラシアートによって、「年齢に関係なく、いつまでもいきいきと自分主体の人生を送る」という希望を実現できる可能性が、少しずつ見えてきています。

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